島香房の「商品開発」の考え方⑤ — 蒸留について

蒸留とは香りを取り出す技術である前に、誰かの暮らしに価値を届けるための手段。島香房が大切にする「接点 → 訴求 → デザイン → 製品 → 技術」の順番から、小さな蒸留所の蒸留と商品開発について考えます。

蒸留とは香りを取り出す技術ではなく、暮らしの時間を香りに移す営みなのかもしれません

精油抽出というと、まず技術の話になりがちです。

圧搾か、水蒸気蒸留か。

常圧か、減圧か。

材質はステンレスか、銅か、ガラスか。

もちろん、それらは大切です。

けれど島香房では、蒸留を考えるとき、少し違う順番で考えています。

なぜなら、私たちにとって蒸留は単なる抽出技術ではなく、商品開発の一部だからです。

前回の「商品開発の前に整理する自分のポジショニング」では、

商売志向 ⇄ 趣味・ライフワーク志向

という視点について書きました。

今回は、その続きです。

島香房では商売としての蒸留、いわゆる商業蒸留を続けながら、実際に使ってくださる方々の声と向き合ってきました。

その中で改めて感じるのは、

「どんな蒸留器を使うか」

よりも先に、

「誰のどんな時間に寄り添いたいのか」

を考えることの大切さです。

そして、この考え方は島香房が大切にしている

接点 → 訴求 → デザイン → 製品 → 技術

という商品開発の順番にもつながっています。

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一日の終わりに、気持ちをOFFへ。日常の中にある“静かな切り替え”を、もう一度

旅行や特別なリラクゼーションではなく、日常の中で気持ちをOFFへ切り替える時間。お風呂上がり、寝る前、足浴やスキンケアのひとときに寄り添う柑橘の香りと、瀬戸内の暮らしから生まれたやさしい夜の習慣について綴ります。

一日が終わるころ、ふっと肩の力を抜ける瞬間はあるでしょうか。
仕事が終わり、家事がひと段落し、夕食を済ませ、お風呂に入って、ようやく自分の時間になる。けれど、身体は休みたがっていても、気持ちはまだ少しONのまま。頭の中では、明日のこと、今日の反省、やり残したことが静かに回り続けている。そんな夜は、きっと少なくありません。

今の時代は、昔のように「暗くなったら自然に終わる」暮らしではなくなりました。スマホを見れば情報が流れ、SNSを開けば誰かの充実した時間が目に入り、家にいても仕事の連絡が届くことがある。気づけば、日常の中に“完全なOFF”が入り込む余白が少なくなっています。

旅行やサウナ、キャンプや焚き火のように、場所を変えて非日常の時間をつくることはできます。けれど本当に欲しいのは、もっと小さく、もっと静かで、もっと毎日に近い切り替えかもしれません。
お風呂上がりに顔や身体を整える数分。湯気の残る洗面所で深呼吸するひととき。寝る前に香りをひとしずく重ねて、「今日はここまで」と身体に伝える時間。そうした、ささやかなOFFの感覚です。

島香房が大切にしているのは、まさにその時間です。

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柑橘の花がふくらむ季節に。島ネロリのフェイスケアで、やさしく整える時間を

4月下旬、柑橘の花がふくらむ季節に。島ネロリのフェイスオイルとローションを使ったやさしいスキンケアをご紹介。香りとともに整える時間をお届けします。

4月下旬になり、レモンの花がだんだんと膨らんできています。
赤紫を帯びた小さなつぼみが、これから一斉に開こうとしているこの時期。
花が咲くと白くやわらかな姿に変わり、あたりには華やかな香りが広がります。
なぜ蕾の時期は赤紫かというと、花を紫外線から守るためと言われています。
まだやわらかい花を、自然の力で守っているんですね。

この季節は、島の空気もどこかやわらかく感じられます。

「ネロリ体験」も、今年はたくさんのご応募をいただきました。
「ネロリ蒸留体験」は満席となりましたが、「お手軽ネロリ花摘み体験」はまだ空きがあります。

一年に一度、この時期だけの特別な体験です。
よろしければ、ぜひご参加ください。

▶︎ 参加はこちら
お手軽ネロリ花摘み体験予約ページ

現地に来られない方にも、この季節の香りを感じていただけるように。
ネロリの香りの商品もご用意しています。

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島香房の「商品開発」の考え方④ — 商品開発の前に整理する自分のポジショニング

商品開発の前に考えたい「自分の立ち位置」と「何に貢献したいか」。島香房が考える2軸のポジショニングと、メインターゲット、事業としての立ち位置を整理します。

島香房では、小ロットからODM/OEMのご相談をお受けしています。
化粧品や精油、石鹸などの商品開発がはじめての方から、すでに事業として取り組んでいる方まで、ご相談の背景はさまざまです。

ただ、実際にお話を伺っていると、商品そのものの話に入る前に、もっと手前で整理しておいたほうがよいことがあると感じます。
それが、**「自分は何をしたいのか」「どこに重心を置いているのか」**という、ポジショニングの整理です。

商品開発というと、成分や処方、ロット、価格、パッケージ、販路といった話に目が向きがちです。
もちろんそれらはとても大切です。けれど、その前に「自分はどんな立ち位置でこの事業をやりたいのか」が曖昧なままだと、せっかくの商品も軸がぼやけてしまいます。

今回は、島香房が商品開発の前段階で大切だと考えている「自分のポジショニング」について、少し整理してみたいと思います。

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【かかとの贅沢ケアに】香りの島バーム ラベンダー&ベルガモットでつくる夜の“しっとりケア”

冬の乾燥が残る3月におすすめの「かかとの夜ケア」。自社栽培・水蒸気蒸留のベルガモット&レモンを使用した『香りの島バーム ラベンダー&ベルガモット』で行う簡単ルーティン(足浴→角質ケア→バーム+靴下)と、配合成分の特徴・安全上の注意をわかりやすく解説します。

春の気配が感じられる3月。日中は少し暖かくなってきても、冬の乾燥ダメージはまだ残りがちです。とくにかかと——皮膚が厚く角質がたまりやすい部位——は、気づくとザラつきやひび割れが目立ってしまうことがあります。先日、お客様からこんな声をいただきました。

「香りは爽やかで使いやすいです。入浴後、ひび割れたかかとにつけたら、数日でツルツルになったので驚きました。」

「香りの島バーム ラベンダー&ベルガモット」を使ったかかとケアについて、実践しやすい手順・成分のやさしい解説・注意点まで、わかりやすくまとめました。

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島香房の「商品開発」の考え方③ — 接点と訴求、そしてコンセプトが大事な理由

島香房では小ロットからODM/OEMを受け入れています。商品開発が初めての方や、これから物販を始めたい方に向けて、「何を作るか」の前に考えてほしい“接点・訴求・コンセプト”の重要性を、現場の実例とともにお伝えします。

これまでの記事では、
島香房が商品開発で大切にしている順番として

接点 → 訴求 → デザイン → 製品 → 技術

という考え方をお伝えしてきました。

第二部では、
「島ネロリのフェイス&ボディローション」を例に、
中身をほとんど変えずに、
出会う場所(接点)と伝え方(訴求)を変えることで、商品が育っていった過程をご紹介しました(詳しくはこちら→「島香房の「商品開発」の考え方② — 島ネロリのフェイス&ボディローションが教えてくれたこと」)。

今回はもう一歩手前に戻って、
その接点と訴求のさらに上位にある
**「コンセプト」**についてお話しします。

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花粉の季節に、柑橘のひと呼吸。大三島産じゃばら精油 を使ってみたくなる理由

大三島で蒸留した和柑橘「じゃばら精油」の紹介。水蒸気蒸留で光毒性なし。香りの特徴、使い方(アロマストーン・素焼きでの利用案含む)や花粉シーズンでのリフレッシュ方法、ブレンド例を詳しく解説します。

春が近づくと、寒さでこわばった気持ちがやわらぎつつも鼻や目がざわつく季節がやってきます。そんな季節にそっと寄り添ってくれるのが、島で育てたじゃばらの果皮を蒸留して得た精油です。商品名は【花粉症が気になる季節に】じゃばら精油 3ml。水蒸気蒸留で抽出した100%ピュアの精油で、日中にも使いやすい点が特長です。ここでは香りの特徴、実際の使い方(アロマストーン・素焼きでの使い方も含む)、花粉シーズンでの注意点、そしてブレンドの提案まで、蒸留現場の声を交えながらご紹介します。

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【手洗い後のハンドケアに】香りの島バーム オレンジ&ベンゾイン — 毎日続けたくなるやさしい塗り方ガイド

手洗いが多い毎日に寄り添うハンドケアガイド。島香房の「香りの島バーム オレンジ&ベンゾイン」を使った日中のさっと塗る方法、夜の集中ケア、外出先での工夫、素材のやさしさや使い方の注意点までわかりやすく解説します。

「オレンジ&ベンゾインのバームは、手の乾燥対策として頼っています。仕事柄、手を洗う回数が多いのですが、こまめに塗るとつっぱりが和らいで、しっとり感が続くのを感じます。いつも助かっています。」

忙しい毎日、手を何度も洗い、気づけばつっぱりやごわつきが気になるもの。けれど特別なことは要りません。少しの時間でできる「塗る習慣」を続けるだけで、手触りや気分がちょっと変わってくることがあります。ここでは朝や仕事の合間でもできる“さっと塗るルーティン”、夜の集中ケア、外出先での工夫、そしてこのバームに使われている成分について、お伝えします。

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【頭皮マッサージでリラックス】島ゆずのボディオイルを使ったやさしい頭皮ケアと成分解説

島ゆずボディオイルを使った頭皮マッサージの手順を詳しく解説。大三島産ゆず精油を含む全成分を紹介し、敏感肌の方にも配慮した安全に使うポイントと注意点もまとめています。

お客さまの実際の使い方から生まれたヘッドケアのご提案です。

お客さまの「島ゆずボディオイルを頭皮のマッサージに使っています」という声を受けて、実際に安全に、気持ちよく使える方法をわかりやすくまとめてみました。この記事では、具体的なマッサージ手順に加え、配合されている成分が頭皮に使っても安心である理由、パッチテストや注意点まで丁寧に説明します。はじめて頭皮にオイルを使う方にも読みやすく構成していますので、どうぞ参考にしてみてください。

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島香房の「商品開発」の考え方② — 島ネロリのフェイス&ボディローションが教えてくれたこと

島香房の定番商品「島ネロリのフェイス&ボディローション(化粧水)」は、中身をほとんど変えずに、出会う場所や伝え方を変えることで育ってきました。現場の声、体験、オンラインの反応から見えてきた「接点」と「訴求」の大切さを、実例とともにお伝えします。

— 接点と訴求が変わると、同じ中身でも届く相手が変わる —

前回は、島香房が商品開発で大切にしている順番として
「接点 → 訴求 → デザイン → 製品 → 技術」
という考え方をご紹介しました。

第二部では、その考え方が実際の現場でどう生きているのかを、
島香房の定番商品のひとつ
「島ネロリのフェイス&ボディローション」
の変遷を通してお話しします。

この商品は、決して最初から今の形だったわけではありません。
むしろ「中身(製品)はほとんど変えずに、接点と伝え方が変わってきた商品」です。

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